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「黙れブラコン。どう頑張ってもお前に発情はせんぞ」
「チッ…あ、いやちがいだだだだだだだだ!?」
無理な体勢からアイアンクローで妹を無理矢理起きあがらせる。容赦?一切しないぜ。
「さて、もう飯だからさっさと食おう。冷めちまう。」
「うぅ…兄さんは妹のボクよりご飯が大切なんだね…」
優…そんなの…
「当然だろう?」
「デスヨネー」
妹は溜め息をついて椅子に座る。
「では…頂きます」
「頂きます!!……クソッタレェ!!何でこんなに美味いんじぁぁ!!」
全く…言葉遣いが荒れてるな。誰に似た…俺か。
「当たり前だろう?何時から岸本家の食卓を任されて来たと思ってる…御馳走様」
「だよねぇ…ってはや!?」
当然だ。お前が叫んでいる間もずっと食べてたからな。
「今日は泊まってくんだろ?風呂はもう入ってるから好きな時に入れよ?部屋は昨日掃除しといたから」
「いや~悪いねぇ奥さん!!お詫びに一晩ベッドの中で語りあ「俺はちょっと出てくるから」ちくしょぅ…」
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