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何だか面倒になりそうだから早めに退散するかな。と、そんな考えを一時は持っていました。
「あ、貴方は確か前にも助けてくれた人ですよね!?」
「はいアウトー…」
まさかまさかの風夜に捕獲されました。女の子はうわぁ…みたいな顔で風夜を見ている。これはラヴァーズに入らないパターンだな。
「……とりあえず離してくれ。」
「ダメです!!今度会ったら絶対に御礼をしようと思ってたんです!!家に行きましょう!!」
やべぇ…今日は信じられないくらい風夜がキモい…殴りてぇ…沈めてぇ…と思っていたら引きずられて風夜の家まで来ていましたとさ…おしまい。
「……おいコラ風夜…三枚に下ろされてぇか?ぁあ?」
「全く…愚息には困り果てたものです。」
気づいたら風夜が野々さんと風夜の母親、高山 秋(あき)さんに正座させられていた。
「どうしてこうなった……」
「ん?あぁ、サヤが気にする事などないぞ?全てこの屑が悪い。」
「当たり前です。さーちゃんは私の旦那様何ですから悪くないですよ」
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