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「健、一限目の授業いきなり小テストだぞ?予習しなくていいのか?」 「岸本…オレにそれを言うか!?結果が見えているこのオレに!?嫌がらせか!?」 何を言う。嫌がらせ以外に何か理由があるか? 「……フッ」 「ぐぉぉ!!殴らせぐへら!?」 健が突撃してきた為、一撃の下に葬り去った。 「雑魚が。大人しく椅子と机と言う恋人達に抱かれてな。」 健はフラフラと自分の机に戻って行った。全く、難儀な奴だ。む?若干注目を浴びたようだ。見るな気色悪い。 因みに俺達は二年に進級して3日しか立っていない。一年の時は風夜とクラスが別だったからいいものの…非常に鬱陶しい。 「あの…確か岸本 鞘くんだよね?」 あぁ畜生…風夜の野郎に話かけられた。 「………………」 俺はだんまりを決め込んだ。仲良しフラグをへし折れないか挑戦中だ。 「ちょっと貴女!!風夜が話しかけてるのよ!?」 「そうだよ!!酷いよ!?」 あ~ぁ…ついに風夜ラヴァーズに絡まれたよ。
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