284人が本棚に入れています
本棚に追加
「健、一限目の授業いきなり小テストだぞ?予習しなくていいのか?」
「岸本…オレにそれを言うか!?結果が見えているこのオレに!?嫌がらせか!?」
何を言う。嫌がらせ以外に何か理由があるか?
「……フッ」
「ぐぉぉ!!殴らせぐへら!?」
健が突撃してきた為、一撃の下に葬り去った。
「雑魚が。大人しく椅子と机と言う恋人達に抱かれてな。」
健はフラフラと自分の机に戻って行った。全く、難儀な奴だ。む?若干注目を浴びたようだ。見るな気色悪い。
因みに俺達は二年に進級して3日しか立っていない。一年の時は風夜とクラスが別だったからいいものの…非常に鬱陶しい。
「あの…確か岸本 鞘くんだよね?」
あぁ畜生…風夜の野郎に話かけられた。
「………………」
俺はだんまりを決め込んだ。仲良しフラグをへし折れないか挑戦中だ。
「ちょっと貴女!!風夜が話しかけてるのよ!?」
「そうだよ!!酷いよ!?」
あ~ぁ…ついに風夜ラヴァーズに絡まれたよ。
最初のコメントを投稿しよう!