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「風夜、今日もお弁当作って来たから食べよ?」 「風夜さん、貴方は私の隣に座って下さいませ?」 「む?風夜は私の隣がいいだろう?」 「だ、ダメですよぅ。私の隣ですぅ!!」 あ~あ…ついに来ちゃったよこいつら…まぁ幸い気づかれていないようだ。構わずパンの耳を頬張る。 「そう言えば風夜、どうして…えっと、岸本くんだっけ?に話しかけたの?」 「実はさ、小さい頃…殆ど遊んだ事無いけど会った事があるんだ。僕の親と鞘くんの親が知り合いでね?」 他の奴らはへぇ~と言いながら聞いている。 「母さんは鞘くんの事がお気に入りでね、僕より可愛がってたな。まぁ、それで僕は鞘くんに話かけたんだよ。」 てか…さっきから俺を下の名前で呼ぶな…ウザい… 「あんな奴に構う事有りませんわ!!あんな女性みたいな名前の方、どうせ根暗でオタクですわ!!」 「だよねぇ~。ボクもそう思ったもん。風夜とは気が合わないよ。」 「こら、止さないか。鞘くんに失礼だろう?。これでも私は鞘くんの友だぞ?」
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