かごのなか

2/4
前へ
/50ページ
次へ
「栞さん。起きなさい。」 母の声で栞はうっすらと目を開けた。 目からは涙が伝っていたが 母にばれないように拭う。 もうあれから二年もたってるのに まだ引きずっているのか。
/50ページ

最初のコメントを投稿しよう!

19人が本棚に入れています
本棚に追加