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「今までお世話になりました」
にこにこしながら微笑む僕のお母さんとふぅちゃんのお母さん
「いいえ~」
僕がぼーっとしているとお母さんが僕の頭に手をのせた
「?」
「ほら、琉夏もふぅちゃんママにバイバイっていいなさい」
「なんでバイバイなの?」
僕の頭を撫でながら言うお母さんに僕は首をかしげた
「琉夏はね、遠くに行っちゃうのだから、バイバイしないとね」
「うんっ!バイバイ」
お父さんの車の音が聞こえてきた
「お母さん、お父さん来たよ」
「そうだね、じゃあ行こうか」
「はぁい」
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