第1章

2/3
前へ
/25ページ
次へ
「今までお世話になりました」 にこにこしながら微笑む僕のお母さんとふぅちゃんのお母さん 「いいえ~」 僕がぼーっとしているとお母さんが僕の頭に手をのせた 「?」 「ほら、琉夏もふぅちゃんママにバイバイっていいなさい」 「なんでバイバイなの?」 僕の頭を撫でながら言うお母さんに僕は首をかしげた 「琉夏はね、遠くに行っちゃうのだから、バイバイしないとね」 「うんっ!バイバイ」 お父さんの車の音が聞こえてきた 「お母さん、お父さん来たよ」 「そうだね、じゃあ行こうか」 「はぁい」
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加