第2章

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……でも……もうあいつには会わない 昔のことはどうでもいい…… ただ、俺はもう決めたんだから 2階から降りて食卓につく いつもどうり目玉焼きと味噌汁、ご飯が目の前に置いてあった 「さっさと食べちゃいなさいよ」 バタバタと仕事の準備をしている母さんが早口で俺に食事を促す 「んー」 眠そうに返事をしながら黙々と食べる バタバタバタバタ 「…………」 バタバタバタバタ 「…………」 バタバタバタバタ 「………もう俺行くわ」 「そう、いってらっしゃい」 ……うるさい 「ハァ……」 転校初日………か 全然前とかわんねー… _
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