第2章

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「おはよ」 「おはよ、昨日のさ!……」 ポツポツと職員室へと向かう 「ねぇ、あれ誰だろ」 「かっこいい……///」 「例の転校生かな!?」 「めっちゃ好み」 ガヤガヤガヤガヤ (………うるさ……なんでこんな周りはしゃいでんの……) 「ハァ……」 (!…職員室……) コンコン 「失礼します」 一度見渡すとこっちへ歩いてくる先生が見えた (……軽そうだな……) 「君が転校生くんかぁ」 にこにこしながらこっちを見て話す若い先生 「……はい」 「……ふーん」 (ニヤ…) 「………なにか?」 (こいつきもちわりぃ…) 「あぁ、いやなんでも」 「あの…」 「ん?」 「はやく案内してください」 時計は8時40分を指していた 「あ……」 「……?」 「走るよっ!!」 「!?」 「はぁはぁはぁはぁ」 (くそっはえぇ…) ガラガラガラガラ 「いやぁ〰、ごめんごめんまた遅れたな」 中からどっと笑い声が聞こえてきた あいつに手招きをされなかへと入る 「転校生だ」 (………いや、わかるだろ) ((!!!!!!!!)) (!!ビクッ) いっせいに女がこっちに目を向けた 「わぁ、人気者だねぇ」 隣でヘラヘラしてるこいつ…… 「本田 琉夏…よろしく」 「「キャ〰〰」」 (!?) 「ヒュ〰…こりゃウハウハだな」 (なんがウハウハだ) 一瞬となりにいるこいつを睨み付け空いている席へと座る 隣は………地味な女 今時こんなやついるんだな あの杉木 恭平と名のる教師がいなくなった 「見て……鎌田さんの隣よ」 「なんであんな女の隣が本田くんなのよ」 「……まじありえない」 疲れた……寝よ (……zzz) _
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