――プロローグ――

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彼女、赤坂葵は栗色の髪を揺らしながら今の現状に困惑していた。 そしてこう思っていた。 (昨日休んでる間に何があった?) 「で…今は何してるんですか?」 情報が不確定なので興奮気味の 少女を宥めるような口調で尋ねた。 「赤黒七並べ」 「ちょっと待って下さい会長! 色々突っ込みたいから時間ください!」 会長と呼ばれた彼女、篠原海里は 赤い髪をいじりながら赤坂を見て 「仕方ないなぁ」と不満を漏らしながら自分が座っていた席に座り直す。 赤坂が「え……と」と前置きをして まとまったであろう突っ込みを 篠原に放つ。 「まずその赤黒七並べ…… ジャ🌕プ読者、またはめ🌕かボックス読者しか分かりませんよ!!それに人数的にも無理があるでしょう!!」 「時代の最先端に乗っかったまでだよ僕は!!」 篠原は頬を膨らませて赤坂に 反論した。
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