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「あなたは私のマスターです!」
は?
一瞬思考が止まった。
何せ、さっき背中に切ったような跡があって血を流してたはずの少女が何事もなかったように立っているからである。
「せ・・背中の傷は?」
「そんなことは後で話しますから。それでこの電話はどうしますか?」
・・・・そんなことのほうが重要だと思うが・・・・・・
「適当に切っといてくれ」
「わかりました。では、」
・・と少女は突然顔色を変えて、
「あなたはこの電話をすぐさま切りなさい。でないと・・
あなたとあなたの親しい人に天罰が下りますよ?」
「「テロリストみたいな脅迫するな! さっきの無表情はどこ行った!?」」
・・案外、感情表現はゆたからしかった。
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