神は、「日常」をぶち壊す。

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「で?さっきの傷はどうしたんだ?」 正直、見間違いだったとは思えない。シーツに血がついてるし・・・・。 「傷?  ・・・あ・あぁ」 すると少女は悲しいことを思い出したように一瞬表情を曇らせた。そして元の無表情に戻ってから、 「父君に落とされた時のあれですか。とっくに治りましたよ。」 とまるで意味が分からないとでもいうように首をかしげた。
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