-最後の日常-

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「ふわぁ~ぁ」 ・・1日中嫌いなことをしたせいでかなり疲れてるっぽい。 ・・zzzz 「ガッッ  メキ 」 突如として普通じゃない音が聞こえ、外の少し冷えた風をかんじた。 途端に、 「バスッ」 腹のあたりに激痛が走った。 痛みとのどあたりまでかえってきてしまった夕食の酢豚の風味を何とか抑えて起き上がると・・ 自分の足のあたりでうつ伏せになっている、白銀の髪をした 少女が視界に入った。 こんな極東の島国なんかにはいるはずがない白銀の髪を持つ 少女と、赤黒いシミがついた 自分の布団が。
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