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昼食のカレーが出来上がり、いざご飯とカレーをお皿にうつそうとした時に、彼女が居間に来た。
「おお、おはよう。いや…もうごきげんようの時間か。」
居間にあるテレビでは、緑と黄色のライオンもどきが映っていた。
「今日も…カレーか?」
彼女は、ゆったりした声で僕に聞いてきた。
「うん、カレーだよ。」
「肉は?」
「鳥肉だよ。」
「野菜は?」
「ジャガ芋と人参だけ。」
「福神漬けは?」
「心配しなくても、君の好みはわかってるから、テーブルで待ってて。」
僕は、彼女をテーブルまで導いて、椅子に座らせる。
僕は二人分のお皿に、カレーとご飯をつぐ。そして、二つのお皿をテーブルまで持って行くそして
ガラス製のコップ二個
スプーン二本
をテーブル持って行く。
コップ二個に、テーブルにあらかじめ置いていたペットボトルの緑茶(二リットル)を注いで準備完了。
「さ、いただいちゃいましょう。」
僕は、彼女と向かい合う形で座り手を合わせる。
「おう。」
彼女も頷き、手を合わせる。
「「いただきます。」」
僕と彼女がそう言ったら
素敵な昼食(というかブランチ)は始まるのである。
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