1、僕の話

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昼食のカレーが出来上がり、いざご飯とカレーをお皿にうつそうとした時に、彼女が居間に来た。 「おお、おはよう。いや…もうごきげんようの時間か。」 居間にあるテレビでは、緑と黄色のライオンもどきが映っていた。 「今日も…カレーか?」 彼女は、ゆったりした声で僕に聞いてきた。 「うん、カレーだよ。」 「肉は?」 「鳥肉だよ。」 「野菜は?」 「ジャガ芋と人参だけ。」 「福神漬けは?」 「心配しなくても、君の好みはわかってるから、テーブルで待ってて。」 僕は、彼女をテーブルまで導いて、椅子に座らせる。 僕は二人分のお皿に、カレーとご飯をつぐ。そして、二つのお皿をテーブルまで持って行くそして ガラス製のコップ二個 スプーン二本 をテーブル持って行く。 コップ二個に、テーブルにあらかじめ置いていたペットボトルの緑茶(二リットル)を注いで準備完了。 「さ、いただいちゃいましょう。」 僕は、彼女と向かい合う形で座り手を合わせる。 「おう。」 彼女も頷き、手を合わせる。 「「いただきます。」」 僕と彼女がそう言ったら 素敵な昼食(というかブランチ)は始まるのである。
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