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いつからだろう。
うまく笑えなくなったのは。
頭のなかで、必死に思い出そうとするけど全く思い出せないでいる。
いくつもの仮面を被り、
心に鍵をかけた。
そして、
感情を捨てた。
だから、二度と私は笑う事がないと思っていた。
あの人に会うまでは…――。
夜空には、真っ白で綺麗な粉雪。
街中は、綺麗なイルミネーションに彩られてもみの木には、かわいいく飾りつけがされている。
あたりを見渡しても人々は皆、幸せ一色だ。
当たり前か。クリスマスなのだから。
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