Act.1

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       布団を剥ぎ取られ、放心してたら青が入ってきた。  何か言ってたみたいだけど、ビックリしてたから聞き返してしまった。   青「お前が病気じゃなくても………元気でも…こんなこと出来んのかって言ってんだよ!」    青は、言って笑い、僕の鼻を摘んできた。   紅「はうっ!……んむぅ」 青「ん?出来んのか?ん?」 紅「ゔ……む…無理でふ…」    詰め寄られ………折れた…。  僕は堅苦しいことがあまり好きじゃないから、すぐに投げ出してしまう。  結局は、青に回ってしまうのである。  でも、少しくらいは力になれると思うよ!?僕は!!  そんなことをおもいつづ青の手を外させると、   青「お前は俺がやしなってやるよ」    青はにっと笑って、マンガに出てくるような台詞をサラリと言った。  思わず吹き出しそうになったが、必死に堪えた。   紅「な、何か…プロポーズの台詞みたいだょ!?」    でも、やっぱり堪えきれなくて、笑いながら青を茶化した。  青は、うるせぇって言って布団を掛け直している。   青「しょうがねぇ!今朝の勉強はもぅ終わり!!俺も一緒に寝てやるぜ!久々にな♪」 紅「……ぅん!」    かなり久しぶりだったから、本当に嬉しかった。      そして僕達は、その幸せを噛み締めながら眠りについた。image=66754603.jpg
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