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布団を剥ぎ取られ、放心してたら青が入ってきた。
何か言ってたみたいだけど、ビックリしてたから聞き返してしまった。
青「お前が病気じゃなくても………元気でも…こんなこと出来んのかって言ってんだよ!」
青は、言って笑い、僕の鼻を摘んできた。
紅「はうっ!……んむぅ」
青「ん?出来んのか?ん?」
紅「ゔ……む…無理でふ…」
詰め寄られ………折れた…。
僕は堅苦しいことがあまり好きじゃないから、すぐに投げ出してしまう。
結局は、青に回ってしまうのである。
でも、少しくらいは力になれると思うよ!?僕は!!
そんなことをおもいつづ青の手を外させると、
青「お前は俺がやしなってやるよ」
青はにっと笑って、マンガに出てくるような台詞をサラリと言った。
思わず吹き出しそうになったが、必死に堪えた。
紅「な、何か…プロポーズの台詞みたいだょ!?」
でも、やっぱり堪えきれなくて、笑いながら青を茶化した。
青は、うるせぇって言って布団を掛け直している。
青「しょうがねぇ!今朝の勉強はもぅ終わり!!俺も一緒に寝てやるぜ!久々にな♪」
紅「……ぅん!」
かなり久しぶりだったから、本当に嬉しかった。
そして僕達は、その幸せを噛み締めながら眠りについた。
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