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テーブルいっぱいにに並べられた皿、口いっぱいに詰め込まれた料理。
郷美の食べっぷりを見ながら、僕はコーヒーを啜る。
「じょう、ぉしゃ、しりょ、、よべ」
「はい?」
さっきからこの調子だ。
何を言っているのかさっぱり分からない。
ゴクッと喉を鳴らす音が聞こえ、郷美ご怖い顔をしてもう一度言った。
「調査資料を読め!」
「あっ、はい」
自分の整理された鞄から綺麗にまとめられた資料を取り出す。
何故こんな事をするのか分からないまま、読み上げた。
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