現実

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七瀬が言った七瀬の好きな人。 それはあたしじゃなく紛れもなく親友の晴美。 "高田って晴美(゚゚)?" 現実を受け止めたくなくて…だから違って欲しいと願い願ながらメールを打つ。 あたしの頭は真っ白。 なんで晴美? そんなに晴美と仲良かった? ~♪~♪~♪~ ハッとしてケータイを眺める。 さっきはすぐに返信したかったメール、でも今は怖くてなかなか開けない… ぎゅっと目を閉じる でも…見なきゃいけない…から 返信しなきゃ…いけない…から ゆっくりと目を開き、ケータイを見る 彼の答えた "そうだよ(><)" と。
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