序章 果実 恭介

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 「城下町さんのフルーツはなんでしたっけ?」  「俺のフルーツか?」  そしてそのフルーツには他の果物とは異なる特徴がある。  「グレーキウイだ」  色だ。  どうやら異界からの影響を受けて色などが違うらしい。  「この銃はグレーキウイの素材を使ったパーツがあって俺はこの銃を使ってソーサリーを発動させることができる」  自身満々にそう言う城下町は自分の武器の自慢ができて少し嬉しいのだろう。
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