鼾
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鼾
俺の選んだ言葉は誰の為に、 縄が少しずつ食い込んでいく。 涙を流すことさえ躊躇っている。 どうでもいいような嘘が胸を・・・剥がす。 俺だけを見て欲しかった。 「全て」との軋轢に、削り取られる痛み、 それが俺の「全て」だとしても。 社会不適合 人間失格 欠落した生物 生きながら死に 全てが無だと 誰しもが飲み込んだ小さな粒を飲み込めずに、 今は小さな、鼾をかきながら眠る。
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