3人が本棚に入れています
本棚に追加
耐え忍ぶ弱さと空回る恥
醜悪なあの豚に死を、
泣き縋り俺に救いを求めろ。
毒々しいその涙を踏み躙る、
結末はこの頭の中。
今は、認められる訳も無い痛みを、
無様に叫び続けよう。
誰も見えない底で。
今も、救われる訳も無い弱さを、
己のせいにして。
だから、今すぐにでも死にたくなるんだよ。
この社会から。
今も、忘れないあの日を悔い続けよう、
夢、憧れを殺し。
誰も見ない底で。
今も、聴こえてくる誰かの足音、
己の鼓動にさえ。
何も見えないここで、静かに止まれ。
醜悪なこの蛆に死を、
俺の存在はそれで救われるだろう。
最初のコメントを投稿しよう!