耐え忍ぶ弱さと空回る恥

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耐え忍ぶ弱さと空回る恥

  醜悪なあの豚に死を、 泣き縋り俺に救いを求めろ。 毒々しいその涙を踏み躙る、 結末はこの頭の中。 今は、認められる訳も無い痛みを、 無様に叫び続けよう。 誰も見えない底で。 今も、救われる訳も無い弱さを、 己のせいにして。 だから、今すぐにでも死にたくなるんだよ。 この社会から。 今も、忘れないあの日を悔い続けよう、 夢、憧れを殺し。 誰も見ない底で。 今も、聴こえてくる誰かの足音、 己の鼓動にさえ。 何も見えないここで、静かに止まれ。 醜悪なこの蛆に死を、 俺の存在はそれで救われるだろう。
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