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「ばあちゃん、ただいま」
「ああ、お帰り…
はーちゃん、先にお風呂
はいっちょれ」
「うん」
二階にあがり右側にドアが一つとその隣にもう一つあり
俺は弟と同じ部屋な為に手前の方のドアを開ける。
ガチャ…
「お兄ちゃん、おかえり?」
「ただいま」
弟の名前は真人(まさと)俺とは
3つ離れていてまだ中学生なのだ。それに、弟は俺とは顔つきが似ておらず可愛い
「お兄ちゃん!先にお風呂入る?」
「ん、あっ、ああ…」
「じゃぁ僕はお兄ちゃんが
上がってから入るね」
「うん…」
顔を赤く染めて着替えを手に持ちこの部屋をあとにする。
(だめだ…理性が…)
小さい頃から、俺は真人が好きだった。
勿論…今でも好きだ。
だけど、どうしてだろうか…
今日初めて合った奴の事が
気になって仕方がない。
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