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(´・ω・`)「…それは?」
( ^ω^)「これはジグソーパズルだお」
中から無地の、真っ白の箱を取り出し、ゆっくりと枝豆と軟骨の唐揚げの間に置く
('A`)「…ありゃ?おかしくねーか?これ」
先に口を開けたのはドクオ。まぁ僕の予想通りだ。
('A`)「ジグソーパズルって普通、箱に完成図とか何ピースだとかって書かれてるもんだろ」
酒によって頬がほのかに赤く塗られたとは言え、絵はおろかピースの個数まで疑問に思うあたり、流石だ。それこそ学業はお世辞にも良いとは言えなかった彼だが、鋭い直感は今も持ち合わせているようだ。
( ^ω^)「おっおっwwwそりゃそうだおwww僕にだってその完成図もピースの数もわからないんだおwww」
(´・ω・`)「…ブーンが言いたいことが、僕にもわからないね。そんなものが、果してジグソーパズルと呼べるのかい?」
ショボンも流石だ。元クラス委員書記だけに的確な質問だ。でも僕は嘘も出鱈目も言っていない。これは正真正銘、ジグソーパズルである。
( ^ω^)「おっおっwww」
僕のこの時の表情は、いつものにやけ顔を3割増しした感じだろう。素直に嬉しいのだ、そんな彼らとの再会を。
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