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この作品名は僕、『内藤ホライゾン』
このピースひとつひとつは、思い出なんだお。僕にはハッキリと、その柄が見える。
楽しかったこと、辛いこと、怒ったこと、泣いたこと、バカやったこと、恥ずかしかったこと……もちろん、今日のこの時のことも。
どれかひとつでも欠けることは出来ない。なぜなら今の僕が、これら過去の思い出達から構成されているからだお。内容は正直、良いことより悪かったことの方が圧倒的に多いお。だから良かったこと、楽しかったことは一際きらめくんだお。
そしてピースはこれからも増え続ける。多分これからは、悪いことが更に増えていくだろう。
何故ならこれまで沢山の人と出合ってきた。生まれた時から孤独な人間にとって、会うことは喜びだ。始まりだ。
しかし、始まりがあるから、終わりがある。これは避けることが出来ない、摂理。
だからと言って、勘違いして欲しくないお。僕は君達に会えたことを後悔なんかしていないお。
むしろ、感謝してるくらいだお。僕を、僕の思い出を彩ってくれてありがとうだお。今の僕がいるのは、2人のおかげなんだお。君ら親友達だけじゃない。家族、部活の仲間、教師、近所の人、その他数え切れないほどのかけがいのない人や動物みんな。
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