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「すごいな!みうちゃん。あ、自己紹介まだだったな?俺は、達哉って言います。よろしくな!」
「はい、宜しくお願いします。達哉先輩。」
俺が、考えてる隙に達哉がみうちゃんに、自己紹介していた。
俺も、自己紹介しなければ!
「俺は、赤坂 悠って言います。宜しくね!」
そうして、手を出したのだが、中々返事すら返って来なかった。
俺、もしかして嫌われた?と思っていると、みうちゃんがゆっくり俺の手を握った。
「こ、こちらこそ、よ、宜しくお願いし、します・・・。」
顔を赤くして、元気が無さそうな声で喋った。
「顔赤いよ?熱でも、あるの?」
俺が、そう聞きおでこに手を当てると、顔を真っ赤にして「失礼しました!!」と、屋上から出て行った。
「やっぱり、熱があって気分が悪かったのかな?」
俺が、そう言うと皆がこちらを向き、『鈍感。』と皆で言ってきた。
「何が、鈍感なんだよ。」
「自覚なし。異常だな。」
達哉が、皆に聞くと皆首を立てに振った。
「え、何でだよ?俺は、いたって普通だぞ。」
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