★第1章

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「いってきます!!」 「いってらっしゃい」 玄関のドアを開けると同時に今まで視界が狭かった私に今日は広く感じた。 学校に着くと私をジロジロ見てくる。 うぅ…やっぱりでしゃばりすぎたかな… すると後ろから声が聞こえた。 「杏里ちゃん?」 「あ…藍くん!」 「どうした…その格好」 うわ…やっぱりダメだったかな💦 「いいじゃん」 藍くんは微笑んだ。前と同じ様に… 「努力…したんだ」 「少しだけ、いやかなり虹香ちゃんに頼っちゃったけど…」 「虹香ちゃん?」 「あ。25歳のいとこ…」 「でも、髪型とか洋服は自分で選んだの…後…」 「くつ。でしょ?」
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