★第1章

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「よし…」 翌朝、私は鏡の前で仁王立ちしていた。 「大丈夫かな…」 「大丈夫大丈夫♪」 振り向くとなんと虹香ちゃんがいた。 「に…虹香ちゃん!?なんで!?」 「様子見に来たの♪」 「えっ!?」 「おばさん杏ちゃんが変わるって言ってビックリしてたでしょ」 「うん…腰抜かしてた…」 「アハハやっぱり!」 「に…虹香ちゃんホントに変じゃない?」 「うん!!バッチグーよ♪」 「よかった…後はメイク…」 「待って!!」 「えっ!?」 いきなり止められた私はメイク道具に手を伸ばした手を止めた。 「な…何?」 「今日は私がやってあげる」 「でも…」 「変わった記念。」 「エッ?」 「杏ちゃんが可愛くなった記念」
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