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「ありがとうございました!」
「いや…いいよ…はぁはぁ…。」
雄佐は肩で息しながら少女達の話を聞く。
過程は省略するが、なんとか男を取り押さえたのだった。
そして前にいる少女達というのは…
「私、五十嵐響子といいます。こっちにいるのが赤西瑛梨華ちゃん、上田鈴帆ちゃんです。」
そう、さっきの3人だった。
「置き引きには…気をつけるんだよ……。」
「はい、私達…今日ここに着いたばかりで…。」
「きょーちゃん、響子だけに今日ここに着いたって(笑)」
「瑛梨華しゃんは黙っとくたい!」
「へぇ~、上京か何か?」
「まあ、そんな感じですね…。」
「そうだ………どうだい?アイドルにならない?」
雄佐は唐突に言い出す。
「「「え?」」」
その言葉に3人は驚きの声をあげるのだった。
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