第1話 そして誰もが集まった

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「ありがとうございました!」 「いや…いいよ…はぁはぁ…。」 雄佐は肩で息しながら少女達の話を聞く。 過程は省略するが、なんとか男を取り押さえたのだった。 そして前にいる少女達というのは… 「私、五十嵐響子といいます。こっちにいるのが赤西瑛梨華ちゃん、上田鈴帆ちゃんです。」 そう、さっきの3人だった。 「置き引きには…気をつけるんだよ……。」 「はい、私達…今日ここに着いたばかりで…。」 「きょーちゃん、響子だけに今日ここに着いたって(笑)」 「瑛梨華しゃんは黙っとくたい!」 「へぇ~、上京か何か?」 「まあ、そんな感じですね…。」 「そうだ………どうだい?アイドルにならない?」 雄佐は唐突に言い出す。 「「「え?」」」 その言葉に3人は驚きの声をあげるのだった。
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