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AM6:00
フードコートで顔を隠し血まみれの姿で林を抜ける一人の少年。林を抜けると一つの屋敷が現れる。少年は屋敷の裏に回り屋敷の裏口から堂々と屋敷に入る。
「お帰りなさいませお坊ちゃま。お仕事ご苦労様でした。」
裏口を開けると厨房に繋がっており、目と頬には傷跡、短めの白髪オールバックで、優しい微笑みで執事服を着こなしている老人が立っていた。
「今帰ったセバスチャン。それと俺のことは名前で呼べと言ってるだろ?」
フードを脱ぐとそこに現れたのは黒髪に碧い目をした少年が現れた。
「申し訳ありません悠気様。」
「それでいい。今から俺は風呂に入る。7時になっても出てこなかったら呼びに来てくれ。」
「畏まりました。」
悠気と呼ばれた少年はコートを渡すと悠気の両肩にはホルスター付けていて二つのホルスターにはデザートイーグルが二丁、
一つは50口径のシルバーのDE(デザートイーグル)でグリップの部分に女性の絵が彫り込めんであり。
もう一つは357口径の黒のDEでグリップに小さなルビー埋め込められている。
ベルトの右横のホルスターにはコルトパイソンハンターが深みのある青を帯びた黒の光沢をだしている35、7口径の銃。
「旦那様と奥様の方はどうなさいますか?」
「自分で持って行く。」
セバスチャンは、旦那様と奥様と言ったがそこには二人しかいない。どうやら二丁のDEことを言っているらしい。
悠気はセバスチャンの横を通り過ぎバスルームへ向かう。
バスルームに着いた悠気は血まみれのTシャツとズボンなどを籠に入れてゆく。ホルスターは壁のフックに掛け三丁の銃はタオルにくるみバスの中で湯の掛からない所に置く。
「さぁ今日に備えて綺麗にしないと行けねぇな。」
悠気は蛇口を捻りシャワーで体に着いた血を洗い流し、流れていく湯は赤く染まる。洗い終わると次はバスタブにつかる。
「ふぅ~やっと一段落だ。タリアめもっとましな仕事をよこせっての。」
悠気は肩までつかり疲労を取るため独り言を呟きそのまま眠りにつく。
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