第三章

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エリザベス「エリーゼ…、そんなにジョンが好きなのね…」 妹「…でもね?でも…、お姉ちゃんがジョンのことを好きなら、アタシは諦める!!お姉ちゃん優しいし、可愛いし、敵いっこないもん…」 (優しくて可愛いのは貴女よ、エリーゼ!) エリザベスは、心の中でツッこんだ。 エリザベス「ごめんね、エリーゼ。私もジョンが好きなの…。」 (嘘でも…こう言わなきゃ…) エリーゼ「やっぱり、そうだったのね…。アタシ、お姉ちゃんのために諦めるねっ」 エリーゼは、笑顔でそう言ったものの、声が震えていた。 ――――回想終わり―――――
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