第四章

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エリザベスは、木の幹から離れ、ジョンの側に近寄った。 エリザベス「私は、貴方と付き合っているけれど…ずっと前からエリーゼも、貴方のことが好きだったのよ」 ジョン「そ、そんな……」 ジョンは、なんてこったというように、頭を抱えている。 エリザベス「大事な妹の好きな人を取った私は、最低な女なの…。だから、貴方と別れたい」 エリザベスは、真剣だということを分からせるために彼の顔を覗きこみ、真っ直ぐに彼の瞳を見た。
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