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「白坂先生、優しい顔してやることはエグいですね」
「そんなことないですよ嶋崎先生。
これくらい普通です」
どこの世界の普通ですか? SMの世界ですか?
「先生、俺の趣味はノーマルなんでちょっと無理です」
「お前は何を言ってんだ?」
「何って……性癖です!」
「せ、せい!?」
あ、嶋崎先生がテンパった。
やっぱりこの辺りは女子校に通ってた頃の名残があるな。
「それじゃ、私があなたをどMに開花させてあげるわ」
「……やり方次第で応じましょう」
「応じるの!?」
「流石変態ですね」
校庭に新堂の声が響き渡り、リアの冷めた声が俺の心に轟く。
「冗談です。
Mになっちゃったら、色々とつまらないんで」
「そう? せっかく筆下ろししてあげようかと思ったのに」
「マジっすか!」
来たこれ!
白坂先生はかなりの美人だし、悪くないというか……むしろ奪って下さいみたいな!
「ええ。どうする?」
妖艶な笑みを浮かべ、舌を出し、見せつけるかのようにそれを自らの人差し指でなぞる。
めちゃめちゃエロいです先生!
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