2.アテリア精霊学園

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「白坂先生、優しい顔してやることはエグいですね」 「そんなことないですよ嶋崎先生。  これくらい普通です」  どこの世界の普通ですか? SMの世界ですか? 「先生、俺の趣味はノーマルなんでちょっと無理です」 「お前は何を言ってんだ?」 「何って……性癖です!」 「せ、せい!?」  あ、嶋崎先生がテンパった。  やっぱりこの辺りは女子校に通ってた頃の名残があるな。 「それじゃ、私があなたをどMに開花させてあげるわ」 「……やり方次第で応じましょう」 「応じるの!?」 「流石変態ですね」  校庭に新堂の声が響き渡り、リアの冷めた声が俺の心に轟く。 「冗談です。  Mになっちゃったら、色々とつまらないんで」 「そう? せっかく筆下ろししてあげようかと思ったのに」 「マジっすか!」  来たこれ!  白坂先生はかなりの美人だし、悪くないというか……むしろ奪って下さいみたいな! 「ええ。どうする?」  妖艶な笑みを浮かべ、舌を出し、見せつけるかのようにそれを自らの人差し指でなぞる。  めちゃめちゃエロいです先生!
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