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「それじゃあどうする?
まず灯香君とリアさんでやる?」
「ちょっとまーー」
「そうですね。ワルキューレも問題ありませんね?」
「はい。もちろんです」
「いや、ちょっ……」
殺されちゃうよ俺。
逃げたいけど、逃げたら逃げたで嶋崎先生に何されるか解ったもんじゃないし……
前門の虎後門の狼状態だよ。
「いきますよ、灯香」
「ええ……ツクヨミまで?
マジで? やるの?」
「当たり前でしょう。
ワルキューレ」
「承りました!」
早速突っ込んで来たよ。
まぁ、こっちも時間稼ぎしてる間に念のための準備をしたからな。
実力差がありすぎるから、頭を使わないと死んじまうし。
「はあっ!」
ワルキューレは流麗な動きで俺とツクヨミに対し、日本刀を横に一閃。
瞬間ーー
「っ!
これは!」
彼女は霧無動を使用して主の元へ。
今の一瞬で見抜かれるとは、やっぱり凄い。
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