2.アテリア精霊学園

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 ーー  放課後。  俺はさっさと帰ろうと、教科書やらノートを鞄にしまっている。  ちなみにツクヨミは寝たいと言ってきたので、寮に戻した。 「灯香。今朝の約束は覚えていますね?」  そんな中、リアが俺の席にまできてそんなことを言い放った。  約束ってあれか? ご飯を一緒に食べるってやつだよな。 「ご飯のことか?」 「そうです。  覚えてなかったら罵倒するつもりでしたのに、残念です」 「甘いな。俺にとって美少女からもらう言葉は何でもご褒美だ」 「うっわ。ドン引きです。  半径5メートル以内に近づくなです」 「うっわって言うな! 地味に傷付くから!  それに冗談だっつうの」  今のはすっごい堪えたよ。  心がバキバキに崩れさる所だった。
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