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ーー
放課後。
俺はさっさと帰ろうと、教科書やらノートを鞄にしまっている。
ちなみにツクヨミは寝たいと言ってきたので、寮に戻した。
「灯香。今朝の約束は覚えていますね?」
そんな中、リアが俺の席にまできてそんなことを言い放った。
約束ってあれか? ご飯を一緒に食べるってやつだよな。
「ご飯のことか?」
「そうです。
覚えてなかったら罵倒するつもりでしたのに、残念です」
「甘いな。俺にとって美少女からもらう言葉は何でもご褒美だ」
「うっわ。ドン引きです。
半径5メートル以内に近づくなです」
「うっわって言うな! 地味に傷付くから!
それに冗談だっつうの」
今のはすっごい堪えたよ。
心がバキバキに崩れさる所だった。
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