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声の主の方に振り向くと、見かけない女の子が立っていた。
背中まである流麗な銀髪。
ちょっと気が強そうな瞳に小さなお顔。
背は150センチくらいだろうか? けっこうな小柄だ。
年は……俺の一個下か。
ネクタイが緑色だからな。
ちなみに俺は青。3年生が赤だ。
しかしまぁ、女子の制服は可愛いよな。
白いブラウスに黄色のスカート。学年ごとのネクタイ。頭には洒落た帽子ときたもんだ。
男は紺のブレザーにズボンだけだってのにさ。
完全に差別されてるよな。
まぁ、女の子がより可愛いくなるなら許すけど。
くっ! 無風なのがおしまれる!
ラッキーハプニングの確率ゼロじゃないか!
「見たところ1年生みたいだけど、もう入学式がはじまるぞ。
もしかして迷ったのか?」
「う、あの……その……
私は迷ってなどいません! ただあなたが講堂にいくと言うのであれば、一緒に行ってあげても構わないわよ」
よし。この女の子はツンデレと見た。
いやぁ、いいね。リアルツンデレ。興奮しちゃうよ。
是非とも俺のハーレムの一員にしたいね。
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