再び異世界へ

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森を抜けると、城が見えてきた。間違いなくあの城は昔行った、リーバルリンデの城だ。 『なあレウ』 《あ?》 『黒幕はサディアだったよな?』 《あー…その事なんだが、どうやらサディアは死んじまったようなんだ》 『え!?』 《リーバルリンデの地下で遺体が発見された。どこがどこだかわからないくらいに引き裂かれてたよ》 〈物騒だな〉 《刀が喋っても物騒だ》 〈なんだと!?〉 俺はため息をついて、城門をくぐった。
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