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「えっと、熱は…」
こつん
先生のおでこと俺のおでこがぶつかる。
俺は咄嗟に手で覆い、鼻血をガードした。
「ん…ちょっと熱があるね」
どアップだった先生の顔が離れていく。
冷凍庫を開けて保冷剤を取り出すとタオルに包み、はいっと俺に差し出した。
「しばらく冷やしていてね。僕は用事で出ていくから、寝ててもいいよ」
カーテンが閉められ、先生の姿が見えなくなった。
先生、俺死にました
お持ち帰り!
テイクオフ!
俺のテンションフライアウェイ!
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