イケメンとツンデレと彼女

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面倒いので返信はしない。 何故ならもう学校についてしまったからだ。 とか言ってみたりうえうえww 階段を上っていると数段先にパンパンッに膨らんだバックを肩から下げている真宮がいた。 額から流れる汗をタオルで拭う。 うわぁぁあああ 色っぽいよぉぉぉおお 「おはよう真宮!朝練だったのか?」 「あ、おはようー。試合が近いからって先輩達張り切ってさ~」 「一年はサポートしなきゃいけないからな」 「そうなんだよ~。俺も早く試合に出たいんだけどな…」 そう言って真宮は暗い顔を見せた。 声色は低く、呟くように続けた。 「俺さ、皆に比べてヘタクソでさ…。上手くなりたいよ」 「俺は野球ってよく分かんないけど、真宮は頑張ってると思う。だから焦らなくていい。まだ一年だし、大丈夫」 くしゃりと髪を撫でて微笑む。 「あはは、そうだよな」 真宮は白い歯を見せて笑った。 .
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