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アルヴァニスタ王国の魔術部隊で働き始めて、数日が経った。
ルーングロム「レティ、少し良いかな?」
ルーングロムに呼ばれ、城の中庭に向かった。
ルーングロム「レティに会わせたい人がいるのだが、今から行かないか?」
レティ「はい!じゃあ、作業のケリを着けたら行きますね。」
ルーングロム「あぁ、終わったら私の元に来てくれ。」
ルーングロムの会わせたい人って誰だろう?と思いながら、レティは持ち場に戻った。
昼前にレティが担当していた作業が終わり、ルーングロムの元に向かった。
レティ「ルーングロム様!遅くなって申し訳ない!」
ルーングロム「いや、私も丁度 作業が終わったばかりだ。では、行くとしよう。」
レティとルーングロムは、彼の知人に会いに行った。
道中、ルーングロムがいろいろと教えてくれた。
ルーングロム「これから 会いに行く人物は、私の古くからの友人でね。エドワード・D・モリスンという男だ。」
レティ「エドワードさん…彼は何をしてる方なのですか?」
レティは、エドワードについて訊く。
ルーングロム「エドワードは、我が国のよき助言者である魔術師で、確か指輪の研究もしていた事があったと思う。アヴェンチュリンの指輪について、いろいろと聞けるかもしれないな。」
レティ「そうか!もしかしたら、他にも古代の精霊達の存在についても聞けますね!」
エドワードさんは、指輪の研究もしていたとなれば、私が契約した精霊・オードリュークや、その際使用した契約の指輪・アヴェンチュリンの指輪についても話が聞けると、レティは大きな期待を胸に、ルーングロムと共に エドワード邸に向かった。
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