アセリア暦4195年

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二枚目をレティは読み始めた。 これは マティウスが書いた物らしかった。 マティウス「レティ、ミルドレットへ… この手紙が読まれている時、俺はもうこの世にはいないだろう。 今、世界にはダオスが君臨している。 俺の先祖は、過去に…五十年も前にダオスを倒した英雄だ。 だから、その血筋の俺たちもダオスを倒す研究をしていた。 ダオスは魔術でしか傷付かない… ダオスを倒した先祖は、エルフの血を引いていたらしく、魔術が使えたそうだ。 しかし、魔術だけではやはり危険だ。 精霊の力を借りたり、癒しの力が必要だと私は気づき、研究していた。 俺が見つけた指輪……アヴェンチュリンが役に立つハズだ。 台所の引き出しの底を剥いだらそこに 入っている。 私たちの無念を晴らすために、ダオスと戦ってくれ。」 レティは、二枚目の手紙を読み終えた。 レティ「魔術でしか傷付かないか……私は魔術使えるし………ダオスは絶対に許さない!!!!!!!!!!」 レティは、ダオスと戦う事を決め、父親の手紙に書かれていた指輪を取るため、台所に向かった。 台所の引き出しの底を全て剥ぎ、アヴェンチュリンの指輪を手に入れた。 そして、荷物をまとめ、家族たちを弔い、家を後にした。
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