アセリア暦4195年

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レティは、カルティスの家に向かった。 カルティス「レティ!!ミルドレットは!?おばさんは!?」 カルティスが心配そうに訊く。 レティは悲しそうに首を横に振った。 カルティス「そうか…俺とセフィー以外………みんな死んだ。」 カルティスが悲しそうに言うと、セフィーも悲しそうに目を伏せた。 セフィー「レティ………おじさんが…噴水前で……私の父さんも噴水前で…」 セフィーが言いづらそうに言う。 レティ「父さんが!?」 レティが噴水前に行こうとしたら、カルティスが止めた。 カルティス「もう…亡くなってた…おじさんも親父も」 レティ「そう…だね…生きてるハズ……無い…よね…」 カルティスが泣き出した。 レティも悔しそうに宙を睨んだ。 カルティスの家族を一緒に弔った。 セフィー「私たちは、お兄ちゃんと一緒にミッドガルズの従兄弟の家に行くけど、レティは?」 レティ「私は、アルヴァニスタに知り合いがいるから、そっちに向かう事にしたよ。」 カルティス「そっか…お前とはここでお別れなんだな…」 レティはカルティス達と別れてアルヴァニスタに向かうことになり、別れを惜しんだ。 カルティス「まぁ、ミッドガルズとアルヴァニスタは友好国だから また会えるな!!」 レティ「そうだよ!!落ち着いたら、ミッドガルズに行くから。」 セフィー「私も、落ち着いたらアルヴァニスタに行くから!!」 そうして、三人は別れた。 レティは、アルヴァニスタに向かう前に山に向かった。 生命を司る精霊 オードリュークがいる山だ。 レティ「ここの山のモンスターは、弱いから大丈夫だろ」 レティは、そう呟き山を登った。 出てきたモンスターは弱く、あっという間に頂上に着いた。 レティ「アヴェンチュリンの指輪が光ってる!?」 指輪が光出した途端に、精霊が出てきた。 オードリューク「私はオードリューク。私を呼ぶのはそなたか?」 レティ「はい!あなたの力を貸して頂きたい!」 精霊に聞かれ、レティはそう言った。 オードリューク「…良いでしょう。では、アヴェンチュリンの指輪を…」 レティは、精霊に向かって指輪を捧げた。 指輪が輝き出し、精霊がそこに宿った。 契約が完了し、アルヴァニスタに向かった。
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