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「ハァハァハァ……ヤベっ!!」
俺何でこんなのに追いかけられないといけないんだよ…。
ドゴーン!!ガシャン!!
「ってんなこと考えてる場合じゃあねぇー!!」
---俺は今追われてる。何から追われてるのかと言うと正直自分でもわからない。
ただ、今自分が置かれてるこの状況は非日常的な事が起こってるに違いない。
なんせ俺は今全力で逃げているから…。
おまけに俺の両手には気を失ってる何処のどちら様かわからない、とても可愛い少女を抱いている……ようするにお姫様抱っこをしている…。
少女の顔立ちは凛々しくつややかな銀髪。身長は150㎝くらいだろうか。
正直一目惚れしそうなくらい可愛い。
そんな少女をお姫様抱っこしながらわけもわからない物体…?生物…?それとも悪魔かなんかなのか?とにかく正体不明な奴に追いかけられてる。
そもそも何故俺がこんな目に遇ってるのかと言うと俺のいつもの日常から始まったのだ…。
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