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「それにしても不意討ちとは随分卑怯だな」
「グッ…何で不意討ちなのにあたらないのよ!!」
「えっ!?逆ギレかよ…。まぁ俺に勝つのは百年ハエーよ」
由紀乃が俺を襲ってきたのは訳がある。
---小学生の頃由紀乃がいた剣道の道場に俺が入門して剣道を始めてまだ間もない俺が小学生の部門全国2位の由紀乃に練習試合で勝ってしまったのが原因だ。
それ以来由紀乃は俺に勝負挑んでくるが、まだ一回も俺に勝ったことがない…。だからまだ狙われている訳だ。
けど今回のは不意討ち…。もはや勝負じゃなくて暗殺か何かの類いになってる気がする…。
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