プロローグ

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ピザやパスタの店というより、綺麗目な居酒屋に近い そんな周りを観察して居た私に 「今日はいきなりごめんね?こいつが紹介しろってしつこくてさ。」 マーくんが困ったように私に言って来た そしてこいつ呼ばわりな彼に目をやると 「俺、智之(トモユキ)。みんなトモって呼ぶんだ。よかったら仲良くしてくれる?」 「あっ、うん。こちらこそよろしくね」 紹介されたトモくんはちょっと長めの黒い髪、毛先が外にハネている 私に会う為かバッチリ決まった髪型にさりげなくオシャレな服 うん…周りが見れば普通にかっこいいよね 髪と服をチェックしていると、顎に手をあて私をじっと見ているトモくん。目が合うとフッと優しく笑う これで大抵の女は落ちるんだろうな… 私は落ちないけどね… そんな事思って居る私とは別に顔だけは最高の微笑みを返した 、
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