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…私は夢を見ているのだろうか?
反応源へと向かうとそこには青と白の風景と不釣り合いな見たことのない武装鬼神と…
四体のサイクロプスの亡骸が地に伏していた。
一対一ならまだ私でも戦える、それでも三体以上はおそらくこの国でも一握り…いや片手で数えられる程しかいない。
しかし目の前の武装鬼神は四体それも単機で、だ。
おまけに損傷は皆無、所々武装が見え隠れしているのに使った形跡はない。
つまりコイツは素手でやってのけた。
私の額から冷や汗が滲み頬を伝う。
「貴様は何者だ!!」
私は無意識の内にそう叫んでいた。
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