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悠生side
俺は今密入国者と間違えられ尋問されている。
「本当に密入国者ではないのか?」
あれ?もしかして信じてもらえるんじゃね?
「だから違うって言ってるだろ!!」
しばらく間があく。
何この時間?めっちゃ気まずいんですけど…
俺どうなるんだ?貴様は危険だ。許せ。とか言われてジ・エンドとかじゅないよな?
俺を敵ではないと判断したのか深紅のア○レスは槍を収めてくれた。
良かった。敵意は取り払われたみたいだ。後はこのまま町に…
「貴様、名は「グオォォォ!!」」
もう何度聞いたか、再び一体のモンスターが現れた。
しかしソイツはさっきのモンスターとは違う。
さっきのヤツらよりも一回り大きく腕も倍の四本。頭にはエストックのような営利な角が反りたっていた。
さしずめボスのお出ましだろう。
RPG系ゲームの典型的パターンだ。
「チッ!!こんな時に変異種とは厄介な!!
貴様は下がっていろ!!消耗した状態では不味い!!ここは私が相手する!!」
俺は直ぐに臨戦態勢に入るが、尋問していたさっきの武装鬼神が割って入る。
どうやら俺の機体はかなり消耗していると思われているらしい。
けども――
「生憎まだまだ万全だ!!」
俺は前にいる武装鬼神を押し退け敵へと突進を開始した。
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