豊聡耳命
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朝廷の静寂をぶち破って響き渡る、聞き慣れた声。 「いっもっこー!」 「うわ、太子」 妹子の小さな呻きは、しかしその耳に届いたらしい。 「うわって何だ!」 「地獄耳め……」 「聖徳太子なめんな!」 得意気に鼻を鳴らすおっさんを無視して、妹子は黙々と物書きを続けた。
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