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「いきなりかよ!」
『GUARDVENT(ガードベント)』
デッキから引き抜いたカードをバイザーに装填して構えた右腕に現れたのはドラグレッダーの胴体を酷似した真紅の盾『ドラグシールド』。
こいつは今まで一度も壊れた事が無い頑丈な盾だ。これなら熊のパンチも楽々防げ、
ドコオォォーーンッ!
「おわあぁぁーーっ!!」
防げたけど、衝撃は殺せませんでした。
「ごはぁ!」
殴り飛ばされてビル壁に激突して俯せに落下、あいつのパンチに比べたらたいした事無いけど痛いねうん。
「っててて……そいやシザースも盾で俺のクロー攻撃防いだけど衝撃殺せず吹っ飛ばされたっけなぁ~」
痛む背中を摩りながら立ち上がると熊は何か勝ち誇ってた。
それを見てイラっと来たので丸焼けにしてやろうと思います。
『SUTORAIKUVENT(ストライクベント)』
電子音が鳴り右手を上げると何かが飛来して来て装着されたのはドラグレッダーの顔を酷似っつーかまんまの打撃武器『ドラグクロー』。
こいつには四つの使い方がある、一つは殴り付けるグローブとして、二つ目はドラグレッダーを呼び出し指示した方向に炎を吐かせる『ドラグクローファイヤー』。
でもアドベントで火を吐かして貰った方が得だからあんま使わない。
そして四つ目はクローとドラグレッダーの連携する二段攻撃、今使うのは飛ばした三つ目。
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