第02話

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「何で、え?……あ!」 思い当たる事は三週間前、夜中起きてトイレ行く途中バキリ! 何か踏み潰す音がしたが差ほど気にならず用足しして床に着いた。 それから携帯チェックしようにも化け物退治とか本屋の仕事とか友達と遊ぶのに忙しくて使う暇無かった。 電話も家電使ってたからな。 「修理出さないと使えませんね」 「すいません………」 「まぁこれなら仕方ありませんね、私から彼に言っておきます」 雄太から連絡無かったのは携帯壊れてからか、あれ?最後に会ったの何時だっけ?確か大学入学の日だよな。 待てよ……三ヶ月近く立ってるよな………あれ?そんな立ってた……嫌もしかして。 「雄太引っ越しました?」 「あら知ってたんですか、しかも可愛い姪っ子も引き取ったんですから」 引っ越し……姪っ子引き取る、原作通り、事故既に起こった。 初めて会ったのが三年前、仲が良くなり友達になった。「困った時力になる」と約束した。 携帯繋がらない、連絡出来ない、その間の力になれていない。 落ち着こう俺、結論はただ一つ。 「やっべええぇぇぇぇぇぇっ!!力になれてねぇし約束守れてねえぇぇぇぇぇぇっ!!!」
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