第02話

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いかんいかん話がそれたな戻そう。 「さてやりますか」 デッキを前に突き出し変身ポーズを決め叫ぶ。 「変身っ!!」 デッキをバックルに装填し開いたバックルが閉じてデッキが一度縮みコマの様に回転。 それと共に現れたエネルギーフィールドが身を覆い二本のラインが交差してシュバイド・オルグフォームに変身を果たしバイザーにカードを連続装填する。 『SUTORAIKUVENT』 『SOODOVENT』 『AKUSERUVENT(アクセルベント)』 電子音が鳴り右手が一瞬輝き、装備されたのはサイ型の契約モンスター『メタルゲラス』の頭部を酷似した先端に鋭い角を備えた手甲剣『メタルホーン』が、 左手に握られたのは漆黒に染まっただけで形が変わらない『ドラグセイバー』が握られての二刀流。 そして一瞬加速で距離を詰めまずメタルホーンでの突き胴体を突き動きを封じる。 更にセイバーで切り付け、ホーンでの連続突き交互攻撃を与えてダメージを与えて武器のダブルパンチで殴り飛ばして両手の武器を投げ捨てバイザーにカードを装填。 『SHOOTVENT(シュートベント)』 刹那、地面が揺らぎ浮き出て来たのはマグナギガの両腕が合体した長距離バズーカ砲『ギガランチャー』が出現、二つの門型のグリップを握り閉め砲口をゴーレムに向ける。 こいつの威力は食らった事ある俺のお墨付き。 「喰らえだああぁぁーーっ!!!」 トリガーを引きロケット弾が放たれたまでは良かったが撃った時の反動はもの凄く後半の声はそれに襲われ後退りしたからだ。 ロケット弾が命中したゴーレムは轟音と共にバラバラに吹き飛んだ。 さて帰ろう、今日は色色と疲れたから銭湯行こう。俺が住んでるアパート風呂が無いんだよな。 まぁ銭湯好きだから良いけど。
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