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そんな疑問を感じながら俺は死んでしまった。
何故かって?まぁ良くある神のミスで死んじまったんだよ。
でも俺不老不死なんだよなぁ、何故かは知らんけど、まぁ細かい事は置いといてさ、お詫びに転生させてもらったんだよ。
まぁ転生してかれこれ三年、十九になった俺は住む場所とか働き口も見つけて普通に暮らしている。
転生された世界は俺が住んでた世界とあまり変わらない、変わってる事と言えば漫画やアニメの住人が実在する事位であまり変わらない。
働き口は何処かって?本屋だよ本屋、んで今は仕事終わって帰路辿ってるんだよ。
「あ~疲れた疲れた、全くあの店長人を馬車馬みたいにこき使いやがって、しかし……」
羽織っているパーカーの内側ポケットに入っていたある物を取り出し眺める。
「まさかこれを改造出来る人がいるとはなぁ~」
取り出したの黒い金属製のカードケース、四方には龍のヒゲを模したレリーフに中心には金色の龍の紋章が掘られ左端には凹みがありカードを抜き取る口がある『カードデッキ』だ。
二年前、とある探偵の手伝いさせられた時にその探偵が改造してくれたから凄いチート臭い物になっちゃたけど。
一度は全てを忘れようとしてこれを手放したけど、結局それが出来なくて今は肌身離さず持っている。
まぁ他にもちゃんと理由と決意があるからね。
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